今回、296会社(作ろう会社).COM事業部運営をご一緒して頂けることになったのですが、山下さんは296有限責任事業組合(296LLP)で、今後どのような事業展開をお考えですか?
そうですね、起業家や経営者のみなさんの成功を応援することで、人や社会に活力を提供するというミッションを、様々な商品やサービスとして形にしていきたいと考えています。
具体的にどのようなことをお考えですか?
具体的にお話するまえに、先ずは大橋さんが2002年にポータルサイトである、296会社(作ろう会社).COMを立ち上げた経緯、今回弊社と共同運営するまでやってこられたことについてお伺させてもらえますか?
というのも、サイトの立ち上げ当初から、今まで大橋さんが株式会社ECOM(旧リーダーズクリエーション)でやられた活動を見てきて、これだけの実績を残されてきたのは、やはりいろんな工夫があったんじゃないですかと思っています。
おそらく、これは私だけではなく、これまで、296会社(作ろう会社).COMのサービスを受けていらっしゃる多くの方が聞きたいことじゃないかと思います。
今振り返ると、始めたころはホント全てが手探りでしたね。実際は、工夫というよりも、「起業家の皆様はどんな商品・サービス・情報を必要としているか」ただ、起業家の皆様の視点にたって考え続け発信していった結果、296会社(作ろう会社).COMが指示されたんじゃないかと思います。
「起業家の皆様の視点にたつ」とは具体的にどのように?
そもそも、私自身が296会社(作ろう会社).COMのサービスを必要とする同じ起業家だったからです。もともと、私は短大卒業後、株式会社日本エアシステム(現 株式会社日本航空)へ入社しグランドホステスをやっていました。華やかな世界でとても楽しかったんですが、やはり自分でいつか事業をやってみたいという野望が芽生えてきて、何がやりたいか考えた結果、「得意な英語力を活かして、自分で輸入会社をいつかたちあげたい」ということでした。そこで、一部上場企業の機械メーカー渋谷工業株式会社入社国際部配属を経て、某一部上場企業の総合商社の伊藤忠商事株式会社に中途採用で入社し、メーカーや問屋の立場での商流について実績を積み2002年無謀ながら独立しました。しかしながら、当時の私は「経営」について全く知らなかったため、目見えない恐怖や不安でいっぱいだったんです。「失敗したらどうしよう?」「借金まみれになったらどうしよう?」なんて、今思うと笑っちゃいますけどね。そんな臆病で不安で自信がなかった自分が、起業・独立できたのは、自分の身近に、経営面でアドバイス頂ける経営者の方々や、法律面でアドバイス頂ける専門家の方々がいたからだと思います。。
幸運にも私は恵まれた環境にいましたが、多くの方々は、周りに良き相談相手がいないために、不安に駆られ行動に踏み切れず諦めてしまっているようです。そこで、私が得た情報を配信することで、私と同じ起業家の方たちと共有しようと思いはじめたのが、296会社(作ろう会社).COMサイト立ち上げだったのです。
なるほど。「起業家の皆様がどんな商品・サービス・情報を必要としているか」わかる理由は、大橋さんが実際に、起業家として試してみたから、また、それぞれのステージに直面した時に訪れる問題とその解決策も、大橋さん自身が体感しているからなんですね。
それにしても、前々から不思議なのは、296会社(作ろう会社).COMには、現在では数々の実績をお持ちの著名人が講師をされるセミナーを毎回満席で、CD教材についても、実績をお持ちの著名人が起業成功の秘話を語られていらっしゃいますよね。
また、小冊子「誰も教えてくれなかった起業独立の極意」については2万2,000部発行し無料配布されたり、失礼ながらどうして名もない単なるポータルサイトがこのような実績を残し、起業家のみなさんに指示されて続けたのか、不思議なんですか・・・・。最初からうまく順調に進んでいったのですか?
とんでもない。失敗の連続ですよ。「こんなにいい情報が掲載されたサイトがあれば、多くの人に喜ばれる」と意気込んでいましたが、現実は甘くなく誰もサイトに訪れない閑古鳥が毎日鳴いているサイトでした。
当時の一日のユニークユーザーはたったの50人ですからね。本当に悲しくなりました。しかし、私にっとって296会社(作ろう会社).COMは、あくまで情報を起業家のみなさんと共有するだけで、このサイトで何かしようとは思っておらず、当初の予定通り、輸入業をやる予定でしたから、ここだけの話、2002年は海外へ商材探しへ行く準備に燃えいました。
えー、そうだったんですか。そんな大橋さんが何をきっかけに本腰をいれて296会社(作ろう会社).COMの事業を発展させていったんですか。
周りの経営者から事業を発展させる方法を教えてもらっているうちに、私自身が非常に参考になりました。296会社(作ろう会社).COMに有益な情報提供していくことで、私と同じ起業家のみなさんも遠回りせず比較的スムーズに起業できるのではないかと考えると、とても意義のある活動であり、本格的に296会社(作ろう会社).COMを事業化しようという意欲が沸いてきました。
それから、起業家である私が起業家の立場にたちながら、どういう情報が欲しいか考えてうまれたのが、小冊子「誰も教えてくれなかった起業独立の極意」だったんです。お金がない、人脈が無いと言って諦めている起業家の皆さんに、実際にお金もなく、人脈が無い中で、起業し成功した人たちの成功秘話を伝え、その知恵とアイディアを参考にして欲しかったんです。
書店には行けば、サクセスストーリー本が山ほどあると思います。しかし、自分には手が届かないような凄い人、雲の上の人ばかりで、現実味があまりなく、具体的にどうやればいいのかわからない、さっばり見当もつかないという経験はないでしょうか。
偉大な成功者の話は、確かに凄いけど、凄すぎて自分には参考にならないものが多い気がします。それよりも、身近で自分もちょっと頑張れば手に届きそうな人の話ほど参考になるものはないと思いました。
そこで私は、本に出てくるような有名人ではなく、自分の身近で、しかも「資金が無い・コネクションも無い、何も無い」状態からスタートし、20代で成功を収めた若きリーダー数名に成功の秘訣を聞いてみることに決めたんです。
|