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話題の起業家が明かすビジネス成功の秘訣(2)

<ゲストプロフィール>

安田 佳生(やすだ よしお)
株式会社ワイキューブ 代表取締役

株式会社リクルートを経て、1990年にワイキューブを設立。主に中小ベンチャー企業を対象に業績向上を目的とした経営・人材コンサルティング事業を展開。著書『千円札は拾うな。』(サンマーク出版)やメールマガジン『サルならわかる経営の真実』など、著作も多数。

VOL.1
ビジョンがない起業は成功しない

学生の就職希望先として人気が高い株式会社ワイキューブ。オフィスにカフェやバーを併設するなど、常識をくつがえす福利厚生で話題を集めているが、その斬新な発想力は新卒採用、経営戦略のコンサルティング事業にも新たな風を吹き込み、多くの顧客から信頼を得ている。その豊富なアイデアの源はどこにあるのか? 代表取締役である安田佳生さんにじっくりと伺いました。

1. 大企業では対応できないニーズを探れ

安田社長が起業したきっかけとワイキューブさんの設立の経緯について教えて頂けますか?

  私が独立してワイキューブを設立したのは25歳の時、平成2年ですから16年前ですね。最初は役員が5人だけ、まだ設立前の社名を決める時にいたっては3人だけだったんです。その3人全員の名前に“Y”がついていたのでワイキューブとしました。

その5人の方とはどういった経緯で出会ったのですか?

  大学時代の先輩とリクルート時代の同期でした。

最初、会社を立ち上げようと言い出したのは?

僕が言い出しましたね。というのも、25歳で会社を作ろうと決めていたんです。大学の先輩には大学時代からそういった話をしていましたし、リクルート時代の同期は「神のご掲示だ」と勝手について来たんですよ(笑)。

では、最初から会社で始める事業は決まっていたのですか?

実はまったく決まっていませんでした。決まっていたのは社名だけ。マンションの1室を借りて、社名を決めて、名刺を作って、「俺たちは経営者だから、正月くらいはゆっくりしようよ」とか言いながら1月9日に初めてマンションに集まって……。そこで初めて「さぁ、何の事業を始めようか?」ということになったんです。

そうなんですか! 売上などのことは考えなかったんですか?


その頃はまったく考えていませんでしたね、今はしっかり考えていますけど(笑)。若かったし、楽天家だったんです。とはいえ、1週間くらい経って、誰かが「来月の給料がもしかして出ないんじゃないか」と言い始めて、「これはマズイ」ということにようやくなったんです。このままでは来月の家賃も払えないという事実に気づいて、「とりあえず何かやろう」ということになり、最初に始めた事業が会社案内などのパンフレット制作でした。

それはリクルート時代に同じ事業をやっていて、すでにお客様を抱えていたからですか?

お客様はいませんでしたね。リクルートで働いていた時にも入社案内を制作して欲しいという依頼を頂いていたのですが、リクルートは粗利益率がかなり高いビジネスをやっていたため、入社案内の制作は儲からないからやるなと言われていましたから。だから、リクルートではやれなかった事業だけど、ニーズがある入社案内の制作事業をやれば売れるだろうと思って始めました。

それで売上が伸びていったのですか?

1,500万円くらいの売上が上がって、粗利益率は半分くらいありましたから、750万円くらいは残りました。これで2、3ヶ月は食べていけるなと思いましたね。

安田社長にもその日暮らしの時代もあったんですね。ところで、起業当時を振り返って、起業家の方々にこれだけはやっておいた方が良いということがあれば教えてください。

うーん、起業はやめておいた方がいいですね……っていうのは、嘘ですが(笑)。やっぱり目的意識が重要じゃないですか。社長になるとか、有名になるとか、上場させるとか、利益を出すとか、そういったこと以外での目的意識を持つことですね。

体験の中でこれがあればうまくいく、というようなことがありましたか?

意欲はあっても資金繰りが大変という起業家の人も多いのですが、何かそういう人たちが売上をスムーズにあげるためのヒントなどはありますか?

何を成し遂げないといけないのか、そのためにはどういうことをしなければいけないのか、という具体的なビジョンとスキル、その両方が必要なわけです。自分がスキルをつけるのか、もしくはスキルがないのであれば、その崇高なビジョンを説いて自分の代わりに営業ができたり、資金を集めることができる、そういう仲間を集めてこないといけない。仲間がついて来ないのであれば、その人のビジョンや熱意が足りないということですね。

そのことに気がつかれたきっかけは?

新幹線の中で突然ひらめいたんですよね。

何か突発的な出来事が新幹線の中であったんですか?

いやー、まい泉のヒレカツ弁当を食べている時に気づきました(笑)。こういったひらめきを大事にしているんですよ。

40、50歳になっても、自己顕示欲を追いかけている経営者もいらっしゃいますが……。

私はもともとそういうタイプじゃなかったんですよ。おそらく自分でも無理してやっていたんでしょう。でも、これからは私たちみたいな考え方の会社が増えてくると思いますよ。

2. いい人材の共通要素は「やる気、成長意欲、素直さ」
ワイキューブさんは、人材育成や人材採用のコンサルティング事業を始めて、素晴らしい会社にご成長されていますが、どういった経緯でここまで事業を発展することができたのでしょうか?

その話を始めたら3日間くらいかかりますが、いいですか?(笑)

うわぁー、3日間ですか! 時間が許すなら3日間ずっと聞きたいくらいですが、そこを手短に(笑)。

それはですね、リクルートでは新卒の求人誌を売っていたのですが、ある会社が求人誌に広告を載せても掲載企業に人が来なかったんです。学生、つまり卒業する人の人数は40万人しかいないんですね。皆さんもリクルートブックという自宅に送付されてくる本をご覧になったことがあると思うのですが、バブルの頂点であの雑誌に掲載されている企業の採用予定数を合計すると卒業する学生の数の倍になるんです。ですから、見開きページ1,000万円の広告費を払っても、学生が説明会に3人しか来ないこともめずらしくない事態になってしまったんですよ。

当時、一人当たり動員するのための相場はいくらくらいだったんですか?

そもそも、そういうビジネス自体が存在していなかったので相場はなかったんです。500万円の広告を出して10人来たとして一人あたり50万円ですから、広告費と比較して換算すると安かったんだと思います。

採用の段階でいい人材を見抜くポイントというのは各社共通ですか?

半分は共通で、半分は会社によって違いますね。大体いい人材の共通部分は「やる気、成長意欲、素直さ」です。あとの残り半分は能力の適正です。営業をやるのか、デザインや企画をやるのかなど、職種によって必要とされるスキルや能力は違いますから。

素直さなどを評価することは難しいと思うのですが……。例えば、その場で相手の話に同調することは誰でもできるとも思いますし、その場合、採用側にはこの人は素直な人のように見えてしまう気がしますが?

回数を重ねていくとわかりますね。こちらの言うことを本当に理解して納得して頷いているなとか、ただ合わせて頷いているだけだなとか。ただ、その感覚を教えることは難しいです。こういう質問をして、こう答えたら、この人は素直だ、とマニュアル化することはできません。ですから、僕らはそこを見抜ける人を社内から発掘できるようにコンサルティングしています。わかる人にはわかりますから。

なるほど。もともと能力を見抜く力を持っている資質やセンスをもっている人を社内から選んで、採用担当にしていくということですね。

──Vol.2『人を育てる気がない人には経営なんて無理』へ続く

ゲスト:安田 佳生(やすだ よしお)
株式会社ワイキューブ 代表取締役

1965年大阪生まれ。18歳でアメリカに渡り、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後、リクルートに入社。営業を約2年間経験した後、25歳で株式会社ワイキューブを設立。中小・ベンチャー企業を対象とした経営戦略立案、人材・営業コンサルティング事業を展開。独自の手法による戦略立案、ツール製作、コンサルティングサービスの提供により、多くのクライアント企業の業績アップを実現。著書『千円札は拾うな。』(サンマーク出版)やメールマガジン『サルならわかる経営の真実』など、著作も多数。

ナビゲーター:大橋 悦子(おおはし えつこ)
株式会社ECOM 代表取締役、296有限責任事業組合(296LLP) 職務執行者

平成5年株式会社金沢エアシステム入社し、株式会社日本エアシステムグランドホステスに勤務。その後、平成8年、渋谷工業株式会社入社国際部配属を経て、平成12年伊藤忠商事株式会社へ入社し、輸出入業務、営業、為替予約管理全般に携わる。平成14年起業家支援サイト296会社.com (作ろう会社どっとこむ)(http://www.296kaisha.com)を立ち上げ、翌年リーダーズクリエーション株式会社(現株式会社ECOM)を設立、代表取締役に就任。平成18年296会社有限責任事業組合(296LLP)立ち上げ、296会社.com (作ろう会社どっとこむ)事業部を同組合で職務執行者として運営。

独立開業支援を軸に、各分野のスペシャリストと業務提携し国内外法人設立支援、経理記帳支援事業、戦略の立案、各種法的相談支援、広報・PR・セミナーなどの企画・立案・運営業務の事業を幅広く行う。

小冊子「誰も教えてくれなかった起業・独立の極意」通算2万8,000部発行配布、「資本金1円で会社設立」セミナー通算15回開催延べ約500人参加、100社以上設立支援、「サラリーマン起業で年収3倍倶楽部」通算17回開催延べ2,000人参加、その他会計税務セミナー、コンサルティングコースなど開催し、毎回満員御礼にて多数の実績。

ナビゲーター:山下 健一(やました けんいち)
296会社有限責任事業組合(296LLP)職務執行者

新卒で会計コンサルタント、新規開拓営業として急成長のベンチャー企業に入社。入社して3ヶ月目から営業実績表彰を多数受賞。クライアント数延べ約107社を担当し、会計経営コンサルタントとしてクライアント企業に毎月のコンサルティングと状況に応じた税理士・司法書士・社労士・弁護士・行政書士などのアレンジメントを行う。

平成15年、インターネットマーケティング活用した急成長中のクライアント企業へ経営幹部としてヘッドハンティングされ、CFO(財務管理責任者)、人事責任者、経営戦略に従事。新卒・中途合わせ、選考人数1,500名を超える。

平成18年に296会社どっとこむの運営を引継ぐ。中立な立場から、中小企業にピッタリの税理士紹介サービス「税理士コンシェルジュ」サイト運営スタート。

<インタビューの感想>
安田社長はとても物腰も柔らかで、スタッフを心から信頼していることが話をしている中からも伝わってきました。今回是非起業を考えるみんさまに事業成功の秘訣をお伝えしたく、取材の機会をいただきました。 これからの起業には、本当にビジョンが欠かせないと感じました。 山下

制作提供:(株)ECOM296会社.com (作ろう会社どっとこむ)事業部
(C)2006ECOM Co., LTd., All rights reserved.296会社.com

──Vol.2『人を育てる気がない人には経営なんて無理』へ続く

バックナンバー
Vol.1『ビジョンのない起業は成功しない』
Vol.2『人を育てる気がない人は経営なんて無理』
Vol.3『伸ばす社長とつぶす社長の違い』

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