津久井社長:実は、そこが未だにあやふやなんです。
思いつきで少し修正してみるのですが、それが違っていたり、反応が落ち、結局元に戻すことも少なくありません。
思いついたことをやって、またダメで元に戻すの繰返しです。
プロフェッショナルに意見を聞いて改善することもあります。
山下:なるほど。ロゴという業種に絞ったのはいつからですか?
津久井社長:資金も人脈もなかったので、在庫のリスクがない商品でかつ、固定で人件費が発生しないビジネスを探していました。
朝ウォーキングをしていたら、「ロゴマーク」だと舞い降りてきたんです(笑)
それから、すぐに市場調査に入り、競合他社を調べてみたところ、自分が勉強してきたマーケティングで勝てると思いました。
山下:ビズアップのロゴの由来を教えていただけますか?
津久井社長:ビズアップという社名は、私自身ビジネスが好きなのと、これからデザイン以外のビジネスもやっていきたいという思いを込め、ビジネスを表す「ビズ」を使いました。
そして、人差し指を上に向け、お客様と自分自身もアップするように、またナンバー1であるようにという意味を加え「ビズアップ」と名づけました。人差し指にしたもう一つの理由に、人間の形(手・目・顔など)は記憶に残りやすいというのもあります。
山下:なぜ、人間の造形は記憶に残りやすいのですか?
津久井社長:目や鼻や口など、見慣れているものは記憶に残りやすいんです。
山下:では、津久井社長の中で、起業前と起業後で変化した考え方はありますか?
津久井社長:起業前も起業後も大筋は変わってないと思いますが、考え方の太さが太くなったと感じます。
山下:太くなったと感じる時はどういうときでしょうか?
津久井社長:売上が厳しい月も、動じなくなった時でしょうか。
山下:それはいつごろからですか? |