初めての人にも安心!融資のための事業計画書の書き方
事前準備によって、融資率はまったく変わってきます。では、何に気をつけ、どのような手順で事業計画書を作成すればいいのか?そんな疑問にお答えするために、できるだけ詳しく解説しています。まずは、焦らずじっくり進めていきましょう!!
【1】事業計画書を作る前にまず考えるべきこと
【2】融資希望額を決める二つの方法
【3】数字はどのような手順で入れていくと楽か?
【4】事業計画書の文章の書き方
【5】事業計画書が出来上がったらチェックする事項
【2】融資希望額を決める二つの方法
そもそも自分の事業計画が「融資」に合うものだという事が確信できたならば
(合わないという場合には修正をして合うようにしましょう)、いよいよ事業計画書を作成に取り掛かります。
しかし、ここで多くの人がハタと手が止まってしまいます。
「事業計画書というのは数字が大事だと思うのだけれど、どこから数字を考え出せば良いのか?」
と、悩んでしまう筈です。そこで、まず何よりも先に「融資希望額」を決定することが大事になってきます。
お堅いことを言えば融資希望額は、本当に必要な最低限の額なので考えることもないだろう。
という身も蓋もない話になってしまいます。
そして、これは確かに融資希望額を決める一つの方法です。
本当に必要な「設備投資の額」「運転資金の額」がスパッと明確に出るのであれば、もちろんそれでOKです。
しかし、現実的にはスパッと出せないというのも実情ですし、少しは余裕を持って
借りておきたいというのも心情ではないでしょうか?
あまり理想論ばかりお話をしても仕方ありませんので、
ここでは二つ目の希望額の決め方として「これくらい借りたい」という決め方も
あるという事だけお伝えしておこうと思います。
「これくらい借りたい」という額をまず想定してみてください。
それを基に事業計画書を作成していくと、作成していく段階で自然に微調整をしながら
「そうか、自分に必要な融資額はこれだったんだな」という事も見えてきますので。
という訳で、まずは「本当に必要な最低限の額」でも「これくらい借りたいという額」でも、
どちらでも構いませんので『融資希望額』を暫定的に決定してみてください。
それが決まったら次は、数字を計画書に落とし込んでいく作業をしていきます。
【1】事業計画書を作る前にまず考えるべきこと ←
→ 【3】数字はどのような手順で入れていくと楽か?
監修:296会社.com